2011年4月23日土曜日

亘理町災害支援ボランティア報告

有志3名で、津波被害が甚大である宮城県亘理郡亘理町へ災害支援としてボランティア活動に行ってきました。朝5時30分に出発、8時30分亘理町ボランティアセンターに到着、一般ボランティアとして登録、愛知県、岐阜県から参加されている中高年の方と同じグループとなり、5名で海岸沿いの佐藤宅の瓦礫の撤去、家や倉庫の塩水にかぶり使用不要となった家財の撤去などの活動をしてきました。水がしみていることもあり、重いし、紙などはぐしゃぐしゃになっており運ぶのに苦労しましたが、びしょびしょになりながら一生懸命、仲間と頑張ってきました。



受付を終え、いざボランティアに出陣。



津波の被害が甚大であった海沿いの被災地に入るとあまりの被害の大きさに声を失ってしまった。
車を降りるとあまりの被害の甚大さを見て仲間と立ち尽くしてしまった。
周りを見渡すと、本当にここは同じ日本なのかと思うほどの被害状況でした。
まるで爆弾でも投下されたかのような、改めて津波のすざまじさを痛感しました。



津波によって漁船などが、町の住宅地にまで流されていた。



津波の被害から間のがれた住宅は、被害が少なかったようです。本当に紙一重です。



海沿いの地域は、彼方此方で瓦礫の山です。



こんな風景信じられますか。



私達が、ボランティア活動を行ってきた佐藤宅の持ち主は、残念ながら津波に呑み込まれお亡くなりになってしまったそうです。心よりご冥福をお祈り申し上げます。私達は、亡くなられた持ち主の姉夫婦から依頼があり、作業を行ってきた訳ですが、とても親切で優しいご夫婦で、私達にもとても気を使ってくれました。ボランティアを終え、ご夫婦との別れ際には、別れ惜しい様な、ご夫婦の温かい笑顔に見送られ、ボランティアを終了しました。本来なら2日間の予定でしたが、翌日の悪天候が予想され、ボランティア活動は中止となり、参加した仲間と亘理町のホルモン焼きの居酒屋で、ご苦労さん会をして帰宅しました。事故もなくボランティアを終え、一安心です。参加された有志、一日ご苦労様でした。またこれで素晴らしい経験ができましたね。第2弾5月の亘理町での炊き出しも頑張りましょう。
最後になりますが、日本の大惨事に対して、世界各国から駆け付けてくれているボランティアの皆さん、また全国各地から駆け付けてくれているボランティアの皆さんに敬意を表するとともに今後も復興に向けて一歩、一歩、日本の力を世界の力を結集して、頑張ろう日本。

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